「高齢者のための運動指導方法」ワークショップ レポート
弊社では2018年から韓国にあるRedbalanceという会社に訪問し、韓国国内で活動する理学療法士の方々にHALMETHODの講習会を行っており、ハルメソッド公認インストラクターが楽体のトレーニング指導を行っています。
今回は、日本同様に高齢化が進んでおり、高齢者に向けた運動の普及に力を入れるということで、『高齢者のための運動指導方法』を学びに弊社に訪問されました。
ハルメソッド運動は、幼児から高齢者までどんな方でも実践することが出来ます。
様々なところでご案内している運動の他にも多くの運動方法があり、今回は『歩行運動のための補助運動』『転倒防止のための運動方法』等を中心にワークショップを行いました。
講師は教育機関での運動指導経験があり、現在でも高齢者の方向けの運動教室を行っているハルメソッドインストラクターの加藤先生が講師を務めました。
楽体の運動は、姿勢を整えるための運動で大きなポイントとして、肩甲骨周辺の運動や骨盤周辺の運動を多くご紹介をしていますが、スクワットやランジ等の下腿部のトレーニングをする際の運動補助器具としても十分に使用することが出来ます。
歳を重ねていくと、歩くのが億劫になり外出が少なくなってしまったり、外出するにしても短い距離を選びがちで、階段を避けるようになる傾向の方も多くいらっしゃるように思います。
また、膝や股関節、腰の痛みで歩くのを避けるという方も多いと思います。様々な理由から、歩く事を避けていくうちに、体力や筋力の低下や、バランスの乱れ等で転倒してしまい、怪我に繋がってしまうケースが少なくありません。
いつまでも健康でいるために、転倒しにくい歩行運動が出来るように、下腿部の大きな筋肉だけでなく、足の裏の使い方や運動中の立ち方、転びやすくなる理由などを韓国から来た皆さんに学習していただきました。
また、下腿部のトレーニングだけでなく、腕や肩甲骨周辺の動きなど、高齢者を対象とした教室を行っているからこそ必要だと感じる細かい部分を実体験していただきました。
そして、夜には毎週千代田区内で実施している『健康運動教室』に実際に参加していただき実際にどういった流れになるのか、また参加者の様子を感じて頂きました。
今回の日程は、この翌日にハルメソッドの開発者のハルと対面し、様々な質問を受け大変満足していただいて帰国されました。
弊社ではこのように、国内だけでなく韓国やタイなどでも指導者の育成を行っています。
また指導者の育成だけでなく、それぞれの目的やお悩みにそった講習会やワークショップを開催していますので、ご興味のある方はぜひお問い合わせください。